2024年10月5日（土）～6日（日）、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されたTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup Rd.6 クラブマンシリーズ。

日曜日の決勝レースは、天候に恵まれ、白熱のバトルが繰り広げられました。

ポールポジションからスタートした岸本尚将選手（41号車）は、抜群のスタートを決めてトップに躍り出ましたが、オープニングラップから激しいバトルに巻き込まれます。2周目には池島選手にポジションを譲る場面もありましたが、岸本選手は冷静さを失わず、周回を重ねるごとにペースアップ。

その後、セーフティカーが出動するなどレースは中断を挟みましたが、再スタート後も岸本選手は粘り強い走りを見せ、7周目に再びトップに立ちます。そして最終ラップ、後続との差を確実に広げ、見事2戦連続のポール・トゥ・ウィンを達成しました。

岸本選手の巧みなドライビングとマシンコントロールは、観衆を熱狂させました。2戦連続の勝利は、彼の高い実力と安定したパフォーマンスを証明するものであり、今シーズンのタイトル獲得に向けて大きく前進しました。

ポイントランキングでも首位をキープしている岸本選手。次回の最終戦での活躍にも期待が高まります。皆様、引き続き熱いご声援をお願いいたします。

岸本尚将 (TEAM HERO’S）
「激しいレースの中で、1回沈みましたが、それでもトップに戻ることができました。前戦の岡山はペースが良くて逃げ切りのレースでしたが、今回はバトルの強さも証明できたかなと思います。ポイントランキング的にもとても有利な状況になったので本当に良かったなと思います。最終戦はもちろんチャンピオンを狙っていますが、岡山大会の専有走行からずっと一番のタイムと順位をキープできているので、最後まで一番で気持ちよく終わりたいと思います。」