WHEEL GUIDEホイールガイド

Guideホイールガイド

弊社表示価格について

2004年4月よりお客様に価格を呈示する場合には、消費税相当額を含んだ支払総額の表示を義務付ける「総額表示方式」がスタートいたしました。
ご承知のとおり、本制度はお客様に直接商品やサービスを提供する課税事業者を対象とするもので、弊社のように製造及び卸売り業は対象にはなっておりません。
従来弊社が発行している全ての商品案内における価格の表示は、「希望小売価格」であり消費税を含んでおりません。
今回の制度の対象からもはずれていることから価格表示の訂正はいたしませんので、従来通り「希望小売価格」であり、消費税は含まないものとしてご理解頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

ホイールを選ぶポイント

大切な愛車にベストなホイール選び。サイズ、構造、マッチングについて知ろう! 「ホイールを変えてカッコよくドレスアップしたい!という気持ちはあるものの、どんなホイールを選べばいいんだろう…?」
そう、クルマに合ったサイズ選びはもちろん、トレンドのスタイリングやカラーをおさえたコーディネイトなど、ホイール選びはなかなか奥が深いものです。
これを参考にしながら、ベストマッチングのホイールを選び、愛車をステキにドレスアップしてください。

ホイールを構成する各部名称を覚えよう!
ホイール用語説明
ホイールとタイヤの関係からベストサイズを導き出そう!
トレンドはインチアップのホイール。
ホイールを変える際には、純正ホイールのサイズよりも大きなタイプにする「インチアップ」、同一サイズの「インチキープ」という手法があります。 ワークのホイールならインチキープでも十分ドレスアップにはなりますが、トレンドはインチアップ。 つまり、純正が19インチなら、20インチや21インチのホイールを選ぶのが、今のトレンドです。
外周サイズを遵守するのが大前提。
ただし、インチアップの際に注意しなければならないのが、外周サイズ。 純正ホイールとタイヤが組み合わさった状態におけるタイヤ外周サイズを遵守しなければいけません。 外周サイズが狂うと、速度計や距離計の表示が狂ったり、操縦安定性にも支障をきたしたりする恐れがあるためです。
タイヤの扁平率も要チェック。
外周サイズを守ったうえでホイールをインチアップすると、必然的にタイヤの扁平率が低くなります。 つまり、タイヤの形状がより平たくなるというわけ。そのぶん、操作性がアップし、よりスポーティな走りが実現できます。 ただし、ホイールを極端にインチアップすると、超扁平タイヤを組まなければならなくなり、 場合によってはマッチするタイヤがないこともあり得るので注意が必要です。
ホイールサイズ
構造によって3つのタイプに分かれる。それぞれの特徴を踏まえて、ベストなものを選ぼう!
  • 1ピースホイール
    構 造

    リム部とディスク部が一体で成形されています。最近では、欧州風にモノブロック構造と呼ばれることもあります。

    メリット

    一体成形のため、剛性を確保しやすいことと、製造工程がシンプルなのでコストパフォーマンスに優れていることなどがあげられます。

  • 2ピースホイール
    構 造

    リム部とディスク部を別々に成形した構造で、最近の2ピースホイールのほとんどが溶接接合されています。

    メリット

    ディスクの位置を自由に設定することができるため、ミリ単位でインセットを設定できるオーダーメイドが可能です。

  • 3ピースホイール
    構 造

    アウターリムとインナーリムをディスクと組み合わせてピアスボルトで組み付けるという三位一体構造です。

    メリット

    アウターリム、インナーリム、ディスクをそれぞれ異なる素材や製法で作ることができるため、機能性やデザイン性に優れています。北米や欧州でも最高級に位置づけられています。

リムの構造
目指すドレスアップスタイルによって推奨リム構造が変わってくる!
  • ノーマルリム

    ノーマルリムは、ホイールの基本となる構造。インナー側のスペースが広くなっており、 大型ブレーキローターの装着が可能なビッグキャリパーに有利なタイプなのでスポーツマインド派にオススメです。

  • ステップリム

    ステップリムは、リバースタイプでありながら、アウター面に施されたステップデザインが決め手のリム構造。 構造上、セダン車に向いているため、セダン車のドレスアップにオススメです。

  • フルリバースリム

    ちょうどノーマルリムを逆(リバース)にしたかたちのフルリバースリム。 ディスク面が大きくとれる構造になっているため、デザインの効いた大きなディスクを装着したいビジュアル重視派にオススメです。

リム幅とインセット
リム幅とインセットの関係を理解して、美しいセッティングを目指そう!
リム幅とは…
リム幅というのは、いわばホイールの奥行きを示すサイズです。 タイヤを引っかけて固定する両サイドのリム間のサイズで、タイヤの幅に合わせて 変えていかなければなりません。ワークではリム幅を0.5インチ刻みで選ぶことができます。
インセットとは…
インセットとは「リムの中心」と「車体の取り付け面(ディスク部)」の距離を示した数値です(単位はmm)。 リムの中心より取り付け面が外側なら「プラス(+)インセット」、内側なら「マイナス(ー)インセット」になります。 インセットがプラスになるとホイールは車体の内側へ引っ込み、マイナスになると車体の外側に出ていきます。
リム幅とインセット
<リム幅とインセットの調整方法>

ホイールデザインだけではなく、ホイールサイズ(インチ/リム幅/インセット)と車両とのコーディネートも重要なカスタマイズのポイントです。 ここでは、車両やタイヤに応じてホイールのリム幅やインセットを調整するホイールセッティングの方法を説明しましょう。

タイヤに合ったリム幅を選定。
まずタイヤについては、スタイリング面・性能面両方の向上が得られるため、ノーマルよりも太いタイヤを選ぶケースが多いでしょう。 選んだタイヤの太さによって装着可能なホイールのリム幅が決まるため、マッチしたリム幅選定します。
インセット値を設定。
リム幅が決まると次のポイントは、インナー側にあるキャリバー(ブレーキ部品)や、アウター側にあるフェンダーとの関係。 あまりにもプラスインセットの大きいホイールであればフェンダー内側に干渉してしまい、 逆にマイナスインセットの大きいホイールであればフェンダーに接触したり車体からはみ出てしまいます。 タイヤやリム面がフェンダーからはみ出すと道路交通法違反となるため、インナー側とアウター側のバランスを良く考えた上で、ベストインセット値を割り出します。
リム幅とインセットの調整方法
ディスクの形状
ビッグキャリバー対応からディープリム対応まで。「クルマに何を求めるか」でディスク形状も変わる!
  • Rdisk 【R disk】ビッグキャリパー対応

    キャリパーとの干渉を防ぐためにディスク裏のスペースが深く確保されているR Disk。 大型ブレーキシステムを装備したいスポーツ派のユーザーに適したディスクです。

  • Adisk 【A disk】スタンダード対応

    A Diskは、一般的なクルマの足回りに対応するスタンダードタイプ。 幅広い車種に対応しており、ドレスアップのビギナーや、軽いドレスアップを望むユーザーに適したディスクです。

  • Odisk 【O disk】ディープリム対応

    同一インセット値のA Diskに比べると、アウター側のリムがより深くとれる形状となっているO Disk。 深い奥行き感のあるホイールデザインを望むユーザーに適したディスクです。

ディスク形状は、R、A、Oだけではない!

ワークのディスクは、R、A、Oを基準としていますが、商品によってはそれ以外のディスク形状もラインアップされており、取付面の高いものから順にT〜Wまでの合計8種類があります。 ビッグキャリバーを装備していなくとも、選んだホイールサイズやディスク形状によっては、キャリバーと干渉してしまう恐れがあるので、 それを防ぐため、巻末の「ワークマッチングガイドカタログ」中に「Limit Disk」を表示しています。 「Limit Disk」として表示されているディスク形状よりもリムの浅いディスクなら、キャリバーと干渉することなく装着することが可能です。

装着可能ディスク(Limit Disk)限度記号対応表
ディスクカラー&リムカラー
豊富なカラーバリエーションのなかからスタイルや好みに応じてセレクトしよう!

クロームメッキやカットクリアなど、豊富なディスクカラーバリエーションは ワークならでは。 デザインによってカラーラインアップが異なるため、各商品のスペック表の下に記載されているカラーバリエーションのなかから、目指すドレスアップスタイルや好みに合わせて選んでください。 また、ディスクカラーだけでなく、デザインによってはリムのカラーも選ぶことが可能です。

リムとインセット
選んだホイールの基本価格を確認しよう!

自分の目指すドレスアップスタイルにマッチしたホイールを選んだら、あとは価格のチェック。
価格は、同じデザインの商品でも、サイズやリム幅、ディスク(&リム)カラーによって異なります。
予算とも相談しながら、ベストマッチするホイールを選ぶようにしましょう。

JWL
JAPAN LIGHT ALLOY WHEEL の略。 JWLのロゴが刻印されているホイールは乗用車用の軽合金製ディスクホイールの安全基準に達していることを示す。
安全基準には疲労試験、耐久試験、衝撃試験などがあり、各ホイールメーカー自らの責任においてテストを実施。
VIA
品質検査合格マークであり、JWL・JWL-T基準が定める安全レベルに達しているかどうかを、第三者的公的機関である、 自動車用軽合金ホイール試験協議会が確認した上で刻印される。
ETRTO
ヨーロッパタイヤリム技術機構、European Tyre and Rim Technical Organizationの略。
JWL-T
トラック及びバス用軽合金製ディスクホイール技術基準。JWL、JWL-T認証該当マークがなければ 車検時に不合格となる。耐加重性能が乗用車用ホイールにくらべて高いホイールに刻印される。
Tはトラックの意味。安全基準としての試験項目はJWLにほぼ準じている。
TÜV
TÜVとは、ドイツ語のTechinischer Uberwachungs-Vereinの頭文字をとったもので、その意味は技術検査協会。 つまり、ドイツに本拠地を持つ国際第三者認証機関のこと。 あらゆる分野を網羅しており、モビリティ部門として自動車・自動車部品試験の認証サービスを行っている。
ドイツの自動車関連工業製品のほとんどがこの認証を受けており、安全性をアピールするための事実上の第一関門とされている。
※ワーク製品は国産ホイールメーカーに先駆けて厳しい試験内容で知られるTÜV認証を取得しています。
世界最高峰の技術力を駆使して可能にした、ワークならではのこだわりポイント!
WFTロゴ ワークフローフォーミングテクノロジー
WORK FLOWFORMING TECHNOLOGY

WORK EMOTION CR kiwamiを筆頭にインナーリム部の成型は、鋳造完了した素材のリム部分に「圧力」をかけながら伸ばして成型するフローフォーミング製法を採用。 この製法で、より鍛えられたアルミのマクロ組織が微細化することでしなやかさが増し、 さらにリム部板厚の薄肉化による軽量化がプラスされることで鍛造に迫るメタルフローの実現に成功。 インナーリムに要求される「引っ張り強度」や「粘り強さ」を飛躍的に高めている。 同時に、アウターリム部も耐衝撃性に優れた設計にすることで従来の鋳造ホイールの性能を大きく飛躍させている。

フローフォーミングテクノロジー
3次元メッキ
ワークが誇るクロームクオリティ!

3次元メッキが生み出すリッチな高級感。

「Super Chrome 3次元メッキ」は、ワークが誇る最高品質のカラーです。 メッキ塗装の前工程として、従来のディスク表面だけでなく、スポークサイド部やピアスボルト接合部までも鏡面状に磨き上げることにより、 クロームメッキの輝きで彩ることを可能としました。職人が一つ一つ手作業で仕上げる3次元メッキ。いっそうのプレステージ性を照らし出すこの優れた輝きを実感してください。

ワーク・ソリッド・リム
最新技術の結晶!

「ワーク・ソリッド・リム」

より安全で快適なカーライフと、豊かなドレスアップライフの両立を願うワークが、新時代を迎えたクルマのフットワークを支えるホイールのあり方として導き出した一つの答え。 それが、ワーク・ソリッド・リムです。独自の技術を用いて、フランジ部分の強度と剛性をさらに向上させるとともに、 TÜV規格認証に必要不可欠なETRTO規格対応のハンプ(※衝立)を形成することで、安全性を飛躍的に高めました。 成形時に切削加工を行わないハンプ付き一体成形だからこそ、生産性の向上と信頼性を高い次元で共存させることに成功したワーク・ソリッド・リム。 世界で唯一この技術を実用化しているワークならではのハイクオリティリムです。
※ハンプ:トラブル発生時にタイヤ内の空気圧が低下した場合でも
タイヤビードがリムから落ちにくい形状。

ディスクバリエーション
ワークならではの多彩なディスクバリエーション!

ユーザーの思い通りのドレスアップスタイルを実現。

ミニバンやコンパクトカー、輸入車といったカテゴリごとにドレスアップスタイルが大きく異なる昨今、ホイールにもさまざまな効果と機能が求められつつあります。 ワークでは、そうしたユーザーニーズを迅速に吸い上げ、多彩なディスクタイプを豊富にラインアップすることでユーザーの思い通りのドレスアップスタイルを実現します。

ミニバンに多いディスク突出に注意。

ワークがラインアップするディスクをどう選び、どう組み合わせるかはユーザー次第です。 ただし、数値上では組み合わせ可能でも、コーディネイトによってはディスクがリム面よりも突出してしまい、 フェンダーより外側に飛び出してしまう場合もあります。特に最近ではミニバンに多く見られます。 各ホイールのスペック表にある注意書きをよくチェックするとともに、専門的な知識を持ったショップスタッフに必ずよく相談したうえでホイールを選ぶようにしてください。

オプションアイテムでさらに個性的に!

もっと自分なりの個性をプラスしたい、もっとオリジナリティを主張したい。 そんなユーザーの声を受けて、ワークでは数多くのオプションアイテムを各ブランドごとに設定しています。 ピアスボルトやエアバルブ、あるいはセンターキャップなどの交換が可能です。 こうしたディテールに配慮したアクセサリー選びで、ドレスアップに深みを増しましょう。

リペアパーツで万一のトラブルも安心!

センターキャップやセンターカバー、バルブ、ディスクステッカーなど、ワーク製ホイールの付属品についてはリペアパーツもご用意しています。 万一の盗難や破損、汚れなどによるステッカー色あせ時などにご活用ください。※生産終了にご注意ください。

オプションアイテム

ホイールでクルマのイメージはガラリと変わります。スポーティ、エレガントに、そしてゴージャスに・・・。
ホイールはクルマの性格を決定づける最重要アイテムです。いかにお客様の望むカタチを作り出せるか。
これはホイールメーカーとしての最大の課題と思っております。私どもワークは、長年にわたりホイールメーカーとして培ってきたさまざまなノウハウを駆使する
ことで、お客様のニーズに近いホイール作りができると確信しています。その一例として、当社が誇る表面処理加工の技術があります。

マシニング加工
ブラックシャンファーマシニング

ディスク上面と側面をブラック塗装、エッジ部と外周部にマシニングを施し カットクリアに変わる新たな仕様となる。
剣のエッジ感を匠のプログラミングによるマシニング模様で表現。

ブラックシャンファーマシニング
ブラッシュド加工
ブラッシュド

アルミ本来の素材感を最大限に活かした仕様でありディスクデザインの繊細さを表現できるフィニッシュ。
丹念にハンドメイドで仕上げられ、一つとして同じモノが生まれることのないワークのクラフトマンシップ溢れる仕様である。
フィニッシュにクリア塗装を施す事で耐腐食性を高め長く質感を維持できるよう配慮。

ブラッシュド
コンポジットバフブラッシュド

ディスクデザイン表面をブラッシュドフィニッシュし、
ディスクデザイン側面はバフフィニッシュすることで上質かつ
高級雰囲気を漂わせるフィニッシュにクリア塗装を
施す事で耐腐食性を高め長く質感を維持できるよう配慮。

コンポジットバフブラッシュド
バフフィニッシュ

アルミ本来の特性を活かし、ディスクデザイン面を、
3次元的にバフフィニッシュを施す事で独特なアルミの光沢感を演出。
フィニッシュにクリア塗装を施す事で耐腐食性を高め
長く質感を維持できるよう配慮。

バフフィニッシュ

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